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2012年10月の記事は以下のとおりです。
カメラ用部品
お客様はプロカメラマンの方で、入念な打ち合せの上、設計/製作を行いました。
出来上がってみると単純なものなのですが、お客様専用の、一つだけの製品を作り上げることができました。
用途としましては、特殊なカメラ用のマウントと、一般的なマウントを繋ぐ為のアダプターで、ボタンを押すことでリリースされる機構を持っています。
2枚目の画像で右下に写っているパーツがそのボタンです。
バネの調整に苦労しましたが、何とかご満足頂けて良かったです。
仕上げにもこだわりがあり、梨地(サンドブラスト)黒アルマイト処理後、内径のみ黒艶消し塗装を行いました。
自動車用部品
カメラ用部品
写真のうち、弊社で製作したのは黒い筒2点です。
材質アルミで、黒アルマイト処理済みです。
筒の両端にそれぞれマウントアダプター用のネジが加工してあり、筒を伸縮させ、外周にあるツマミで固定する、というものです。
全てお客様の案で弊社で設計は行っておりません。
加工用図面のみ、製図しました。
オーディオ用部品
最近、ご依頼を頂く事が多い、オーディオ関連のパーツです。
カメラ・自動車(バイク)に次いで多いかも知れません。
高級仕様で、パーツ加工後、サンドブラスト処理→白アルマイト処理を行いました。同じパーツが2個です。
サンドブラスト処理は、品物の表面にガラスなどのビーズを吹き付け、簡単に言えば細かな傷を付ける加工です。
よく見ると、表面に細かい凹みがあります。
凹みが小さくて、また均一なので全体としてみると、高級感のある仕上がりになります。
当ブログに掲載されているほとんどのパーツがそうですが、機械で製作したままですと工具痕(カッター跡)と呼ばれる、工具がワークの上を移動した後が必ず残ってしまいます。
この状態を好まれる方も多いのですが、サンドブラスト処理で完全に均一にして、尚かつメッキ処理も行うと、一層、高級な感じになります。
弊社では普段から、企業のお客様のご依頼で今回のような外観部品をよく製作しています。ただメッキ処理は黒アルマイトが多いです。
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