アルミ部品
四角いブロックの端面に、ピラミッドのような形で突き出ているパーツです。
工具のセンターを出す為の治具として使うとのことです。
先端がエッジになっているので、ミーリング加工では難しく、ワイヤー放電で加工致しました。
東京・新宿にある町工場からお届けしています。掲載している製品は、全て個人のお客様からご依頼頂いたものです。
個人のお客様は1-OFF.jpもご覧ください。お問い合せはinfo@micro-ind.co.jpまで。
2012年09月の記事は以下のとおりです。
四角いブロックの端面に、ピラミッドのような形で突き出ているパーツです。
工具のセンターを出す為の治具として使うとのことです。
先端がエッジになっているので、ミーリング加工では難しく、ワイヤー放電で加工致しました。
これまでにも何度か実績がありますが、時計や腕時計のパーツを製作致しました。
微細パーツは本来、専用の機械がある工場へ依頼することも多いのですが、数量が少ないと割高になってしまうため、ごく少量の場合は工夫して弊社社内でも加工を行っています。
材質はステンレスで、小さなビスのサイズは直径が1.6mmです。
腕時計のパーツでは、もっと小さな物もありますが、小さければ小さいほど、高い技術力が必要になるかと思います。
材質は超々ジュラルミンのA7075です。
薄く折れ曲がったような形状で、尚かつ強度が高い材質で、板金加工では難しく、ワイヤー放電加工向きのパーツです。
これまでにも何度か似たようなタイプのパーツを製作しております。
加工後、黒アルマイト処理を行いました。
全長が250mmほどあり、写真に収まっていませんが、ステンレス製のシャフトと、リングをスプリングピンで固定しています。
弊社は原則、溶接加工は行っていないので、ボルト固定が基本となりますが、今回お客様の希望でこのような接続方法を取りました。
一体加工でもできない形状では無いですが、太い丸棒から削り出すよりも、分割して接続した方が、安価に出来上がります。