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2012年07月の記事は以下のとおりです。
望遠鏡部品
パーツサイズが150mm以上あり、弊社で製作する中でも大型の部品となります。
形状としてはパイプをカットしたような形ですが、丁度良いサイズのパイプはありませんので、ブロック材から削りだして写真の様な形状を製作しました。
材質はジュラルミンA2017で、加工後に艶消し黒アルマイト処理を行いました。
フィルムケース
これまでにも何度か同様のご依頼を頂いた事がありますが、カメラのフィルムを入れる為のケースです。
アルミ+黒アルマイトというパターンが多いですが、今回は真ちゅうに黒系のメッキ、と言う事で黒クロームメッキを行いました。
このメッキは普段は余りお勧めしていないメッキで、メッキの付着が余り良くなくて使用している内に剥げやすく、写真の通り、内部はほとんど色が付きません。
お客様にお伺いしたところ、使っている内に使用感が出る方が良いと言う事でしたのでこのメッキを使用しました。
価格は割高になりますが、企業のお客様向けに、同じ黒クロームでも、剥げにくく、内部まで染まるメッキもあります。
真ちゅうという材料はメッキ無しでも酸化して変色してきますが、メッキの退色具合までこだわってご依頼頂くのは珍しいことです。
私共としましても、こだわりのある製品作りをお手伝いさせて頂き、ありがたく思っております。
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