自動車用部品
- 2010/11/26 08:31
東京・新宿にある町工場からお届けしています。掲載している製品は、全て個人のお客様からご依頼頂いたものです。
個人のお客様は1-OFF.jpもご覧ください。お問い合せはinfo@micro-ind.co.jpまで。
2010年11月の記事は以下のとおりです。
レコードプレイヤー用の軸をワンオフで製作致しました。
現在お持ちの部品をお預かりし、一部を変更して新規に製作しました。
現在の部品はスチール製で錆び付いておりましたが、お客様のご希望でステンレスにて製作しました。
スチール(鉄)を使用する一番の理由は材料の安さだと思いますが、今回のように、弊社で製作する部品の多くは小さい部品ばかりですのでステンレスと比べても材料費の差はほとんどありません。
今回の場合では、100~200円程度だと思います。
しかしステンレスに比べ鉄の方が削りやすく、加工費が安い、とお考えの方も多いと思いますが、これまで何度かお伝えしております通り、弊社の場合はステンレスの方が切削しやすい為、加工費も鉄に比べて安く設定しております。
鉄は錆びる為、材料の在庫もほとんどありませんが、ステンレスなら小さいサイズは常時在庫しているので、材料の入手に時間が掛かりません。調達する手間が掛からず、ステンレスでご依頼頂く方が、弊社としてもありがたい訳です。
ですので、今回のように既存の部品を作り替えたいというご希望は多いですが、特別な理由が無い限りは、鉄製であってもステンレスの方をお勧めしています。
ステンレスは高い、というイメージをお持ちの方は、是非一度ステンレスでの見積りをご依頼ください。
この度、弊社で製造・販売しているカメラグリップのセット販売を開始致しました。
セットの種類、価格は以下の通りとなります。
一点ずつ買うよりもお得な価格設定とさせて頂きました。
タイプA+タイプB 標準価格6,000円のところ、4,800円にて。
タイプA+タイプC 標準価格6,000円のところ、4,800円にて。
タイプB+タイプC 標準価格7,000円のところ、5,800円にて。
タイプA+タイプB+タイプC 標準価格9,000円のところ、6,800円にて。
みなさまからのご注文、心よりお待ち申し上げております。
望遠鏡に使用するスペーサーを製作致しました。
穴が幾つか開いているうち、キリ穴(ストレート穴)は他の部品に取り付ける為のものですが、ネジ穴はこのスペーサーの傾斜を調整する為のものです。ここにビスを取り付けて押さえつける事で、色んな角度にすることができます。
このような機構としては、最も単純なものの一つだと思います。
アルミ製で、つや消し黒アルマイト処理を致しました。
光学製品のアタッチメントを製作致しました。
光学部品の場合、ほとんどつや消し黒アルマイトを希望される方が多いですが、今回のように生地のままお納めする事もあります。
ただ費用はこのサイズで400円程度ですので、アルマイト処理を行う事をお勧めします。
アルミ製パネルとフレームを製作致しました。
このような部品はよく板金用設備で加工しますが、板金の場合パンチで打ち抜くのでどうしても仕上がりが綺麗にできません。
今回の製品は弊社の設備でワイヤーカット加工致しましたが、弊社でよく製作する光学用部品では外観に気を付けなくてはならないため、外観部品でなくとも綺麗に仕上げております。
ワイヤーカットの他に、レーザーカットなどもありますが、費用が余り変わらない割りに、レーザーは表面が焼けてしまう、断面が綺麗でない、などの理由で弊社ではほとんど使用していません。
私たち日本人の、文房具に対する強いこだわりはよく知られている事ですが、弊社ではこれまで、個人のお客様を始め、大手百貨店様などからもオーダー製作のボールペンや鉛筆ホルダーを製作した実績があります。
企業様なのでその商品サンプルを公開する事はできませんが、今回ご紹介する写真は弊社で企画して製作した物で、最近お問い合せ頂いたお客様にこのサンプル写真をお送りしましたので、併せてご紹介しようと思います。
ボールペンと申しましても中のペン軸は市販品を使用しており、ステンレス製の本体とペン先をねじ込む事で使用する事ができます。
外観上、一体に見えるように加工し、見た目もシンプルでスッキリとしていますが、一番のポイントは剛性にあります。
プラスチックのボールペンは書く時に軸が若干動いてしまいますが、このペンは全く動きません。
ただ、普通のプラスチック製のペンに比べたらとても重量があって、長時間記入するのには向かないと思います(汗)
ステンレス製のスペーサーを製作致しました。
特に薄い物の場合、「シム」と呼びますが、光学用部品で厚みや隙間を調整するのによく使用する部品です。
薄い物では、0.01mmの板を加工する事もあります。
一般には余り馴染みのない薄さだと思いますが、光学用部品では、ごくごくありふれた製品のひとつです。