銅部品
個人のお客様では珍しく、銅製の部品をご依頼頂きました。
コンピュータ内に取り付ける部品です。
弊社では大手半導体メーカー様とお付き合いさせて頂いている関係から、コンピュータやその実験装置に取り付けるヒートシンクを何度も製作しております。
無垢材から切削する事が多いですが、材質はほとんど無酸素銅を使用しています。一般的な銅よりも少し純度が高いタイプのものです。
一般的なヒートシンクはアルミ製で、ダイキャストや引き抜き材も多く出回っているので、切断して穴を開ければOK、という物もあります。
ただ弊社で一番多いパターンは、ヒートシンクそのものではなく、部品の一部分に放熱板を何枚か設け、同時に軽量化も計る、というものです。
銅はアルミに比べて材料費も高く、加工性も良くないので価格は高くなりがちですが、ヒートシンクの用途では、弊社では最も頻度が高い材料です。
もちろん写真のような単純な形であれば、アルミと比べてもそれ程差はありませんので、お気軽にご相談ください。