アルミ製彫刻部品
光学部品で彫刻というとレンズの外周に彫ってある目盛が思い当たるかも知れませんが、光学部品以外でも、上の写真に写っているスケール(定規)や企業のロゴマークなど、身の回りのあらゆるところに彫刻された製品が見つかると思います。
一口に彫刻と申しましても、ポンチで叩いて作る刻印や、レーザーマーカーで加工するマーキング、ハーフエッチングによる彫刻、などがあります。
どれも一長一短ですが、弊社社内で可能なのはいわゆる彫刻で、細い刃物を回転させて、多くは数字やアルファベットを、他にはロゴなどを製品に彫る加工を行っています。
今回のお客様のように、イラストレーター形式でデータをご提供頂ければ、あらゆる形状で彫刻する事ができます。
写真の製品はアルミの薄板を丸くカットし、ロゴを彫刻しました。
そのあと耐食性を高める為白アルマイト処理を行い、文字を強調させる為にブラックで色入れを行いました。
当ブログは個人のお客様からのご依頼品を掲載する為、余り多くはご紹介できませんが、彫刻という加工は、古くから企業のお客様から頻繁にご依頼頂いているもので、ごくごく一般的な加工方法です。
製品に付加価値を与えたい、オリジナリティを出したい、など色んな利用方法があるかと思います。是非お気軽にご相談ください。
(写真は自動車のホイールキャップです)